リナビスと白洋舍を比較|冬物5点・普段着5点の料金差と保管・納期【2026年9月】

リナビスと白洋舍の宅配クリーニングで迷っているなら、最初に見るべきなのは「1点あたりの表示価格」ではありません。

コートやダウンなど単価の高い冬物をまとめるならリナビス、セーターやズボンなど比較的単価の低い衣類を少量出すなら白洋舍が選びやすい、というのが2026年9月時点の料金体系から見える大きな違いです。

理由はシンプルで、リナビスは3点・5点・10点などのパック料金型、白洋舍の「らくらく宅配便」は衣類の種類ごとに料金が決まる単品料金型だからです。

保管も大きく異なります。リナビスの衣類3~20点コースには最大12カ月の保管が含まれます。一方、白洋舍はクリーニング料金とは別に季節保管またはプレミアム保管を選ぶ仕組みです。

この記事では、両社を同じ「5点」で揃えた料金例まで計算し、送料・保管・納期・デリケート素材・再仕上げまで比較します。

先に結論|リナビスと白洋舍はどっちを選ぶ?

リナビスと白洋舍は、得意な利用条件がかなり違います。迷ったら、まず次の分岐で考えると選びやすくなります。

こんな利用条件 選びやすいサービス 理由
コート・ダウンなど冬物を5点前後まとめたい リナビス 衣類の種類にかかわらずパック料金で、冬物でも通常衣類コース内なら同じ1点として扱われる
セーター・ズボン・シャツなど比較的安い衣類が中心 白洋舍 単品料金なので、低単価の衣類だけならパック料金より総額を抑えやすい
クリーニング後に長期間そのまま預けたい リナビス 衣類3~20点コースに最大12カ月の保管が含まれる
1~2点だけ依頼したい 白洋舍 衣類ごとの単品料金で依頼できる。ただし8,800円未満は送料に注意
カシミヤなどデリケート素材を明確な上位コースで出したい 白洋舍も有力 デリケート素材はローヤル扱いなど、素材に応じた料金区分が明示されている
高級ブランドや上質素材を追加料金なしのパックでまとめたい リナビス 通常衣類コースの対象品なら、カシミヤ・シルクや一部高級ブランドでも素材・ブランドによる追加料金なし

「リナビスのほうが安い」「白洋舍のほうが安い」と一括りにはできません。何を何点出すかを書き出してから比較するのが近道です。

料金体系の違い|リナビスはパック、白洋舍は1着ごと

2026年9月9日時点で、リナビスの通常衣類コースは3点7,800円、5点9,810円、10点14,900円、15点19,800円、20点23,500円です。最大12カ月の保管も料金に含まれています。

白洋舍のらくらく宅配便は、衣類の種類ごとに料金が異なります。オリジナルクリーニングの代表例は、セーター990円、ズボン1,100円、ジャケット1,980円、コート2,970円、ダウンジャケット3,520円です。

つまり、白洋舍は「5点だからいくら」ではなく、5点の中身を足し算して初めて料金が見える仕組み。ここが比較の出発点です。

送料まで入れると少量利用の見え方が変わる

リナビスの衣類コースは往復送料込みですが、北海道・一部離島は2,090円、沖縄は6,050円の追加送料がかかります。

白洋舍は、衣類のクリーニング代金が8,800円以上なら送料を白洋舍が負担します。8,800円未満の場合は2,090円が必要です。沖縄・離島・一部地域では、これとは別に5,500円の追加費用があります。

そのため、白洋舍で低単価の衣類を数点だけ出すときは、クリーニング代だけでなく2,090円の送料まで含めて比較する必要があります。

同じ5点で比較すると、普段着と冬物で総額が逆転する

料金体系の違いを分かりやすくするため、同じ5点で比較してみます。白洋舍はオリジナルクリーニング、リナビスは衣類5点コースを利用し、オプションなしで計算します。

以下は2026年9月9日時点の公式料金をもとにした試算です。白洋舍でデリケート素材としてローヤル扱いになる衣類や、地域別の追加送料は含めていません。

5点の中身 リナビス 白洋舍 選びやすい方
セーター2・ズボン2・ジャケット1 9,810円 6,160円+送料2,090円=8,250円 白洋舍が1,560円低い
コート1・ダウンジャケット1・ジャケット1・ズボン1・セーター1 9,810円 10,560円(8,800円以上のため通常地域は送料負担なし) リナビスが750円低い
コート2・ダウンジャケット2・セーター1 9,810円 13,970円(8,800円以上のため通常地域は送料負担なし) リナビスが4,160円低い

この差を見ると、2社の選び方がかなりはっきりします。

薄手衣類・普段着が多いほど白洋舍の単品料金が生きやすく、コート・ダウンの割合が増えるほどリナビスの定額パックが有利になりやすいという構造です。

特に衣替えで冬物をまとめて出す場合は、点数だけでなく「その5点を白洋舍で1着ずつ計算するといくらか」を一度足してみる価値があります。

保管で比較すると仕組みは大きく違う

保管を使う予定なら、料金だけでなく「いつまで預けられるか」「返却時期をどう決めるか」まで見ておきましょう。

リナビスは衣類コースに最大12カ月保管が含まれる

リナビスの衣類3~20点コースには最大12カ月の保管サービスが含まれています。注文後に仕上がり品のお届け希望日を登録できるため、衣替えの冬物を長期間預けたい人と相性のよい仕組みです。

ただし、保管中の衣類を1着だけ先に返してもらう個別返却には対応していません。受取日の変更にも条件があり、工場到着後は原則として15営業日前までの連絡と500円の変更手数料が必要です。繁忙状況によっては変更できない場合もあります。

白洋舍は季節保管とプレミアム保管を追加する

白洋舍の保管は、通常のクリーニング料金とは別料金です。

  • ニット・ズボン・スカートなどの季節保管:1着110円
  • スーツ上下・ワンピースなどの季節保管:1着220円
  • ダウン衣料の季節保管:1着550円
  • プレミアム保管:種類を問わず1着3,960円

季節保管は、3~6月に預けた衣類を当年10月、9~12月に預けた衣類を翌年3月に発送する仕組みです。最大○カ月というより、衣替えの季節に合わせた返却スケジュールと考えるほうが分かりやすいでしょう。

また、季節保管ではカシミヤやアンゴラなどの獣毛、シルク、人工皮革、毛皮・皮革などのデリケート素材は対象外です。デリケート素材を保管したい場合はプレミアム保管の対象可否を確認する必要があります。

保管料金をできるだけシンプルにしたいならリナビス、衣類の種類に合わせて保管方法を細かく分けたいなら白洋舍、という違いがあります。

デリケート素材・ブランド衣類は「追加料金の考え方」が違う

カシミヤやブランドダウンを出す予定なら、この比較は特に重要です。

リナビスは通常衣類コースの対象品であれば、カシミヤ・アンゴラ・シルク・麻などの上質素材や、モンクレール・カナダグースなどの高級ブランドでも素材・ブランドによる追加料金は設定していません。

ただし「ブランドなら何でも出せる」という意味ではありません。MACKAGE製、Barbour製、バックスキン使用、合成皮革、オイル加工衣類など、通常衣類コースで除外されるものがあります。革ジャンや毛皮などは専用コースです。

白洋舍では、カシミヤ・アンゴラなどの獣毛、シルク、ベルベット、人工皮革、ビーズ・スパンコール付きなどのデリケート素材はオリジナルではなくローヤル扱いになります。

たとえば白洋舍では、通常素材のコートがオリジナル2,970円に対してローヤル5,940円、ダウンジャケットは3,520円に対して7,040円、セーターは990円に対して1,980円です。

そのため、上質素材や高単価アウターを複数まとめるほど、リナビスのパック料金の分かりやすさが強みになりやすい一方、白洋舍は衣類ごとにケア区分を明確に分けて依頼したい人に向いています。

納期は「最短日数」だけで決めない

リナビスの衣類5点コースは、公式ページで集荷キット3営業日、仕上がり品5営業日~と案内されています。白洋舍の衣類らくらく宅配便は、センター到着後最短10日前後、日時指定がない場合は3週間前後が目安です。

数字だけならリナビスが早く見えますが、実際の到着日は集荷日、配送地域、繁忙期、衣類の状態、希望する仕上げや保管の有無によって変わります。

「○日後に着る予定がある」という衣類は、最短表示をそのまま予定日に当てはめず、申込画面で選べる返却日を確認してから発送してください。

集荷と料金確定の仕組みも確認しておく

リナビスは注文した点数コースを基準に衣類を発送します。追加点数が必要な場合は追加オプションを利用でき、規定点数を超えて送った場合もコースに応じた追加料金が請求されます。

白洋舍は申込み後、宅配業者が集荷当日に60~140サイズの箱を持参し、その場で衣類を詰めて渡す方式です。工場に到着して衣類を確認した後、品物の種類やクリーニング方法に応じて料金が確定します。

白洋舍は「コートかジャケットか」「デリケート素材か」などで料金区分が変わるため、申込み時の自己判断より、工場確認後の確定金額が最終料金と考えておくと安心です。

再仕上げ・補償は受付条件まで見ておく

仕上がりに気になる点があった場合の条件も2社で異なります。

リナビスは、到着から1週間以内に連絡した衣類について、条件を満たせば無料再仕上げの対象になります。連絡時には衣類の状態が分かる写真や管理番号タグなどが必要です。

白洋舍のらくらく宅配便は、仕上げ不良などがあった場合、未着用で白洋舍がクリーニングしたことを証明するタグ・伝票がある品物について、再処理費用と配送料を負担せず仕上げ直しを依頼できます。引渡しから3カ月を経過すると品質などの要望は受け付けないと規約に定められています。

事故・紛失などについては、両社とも各社の利用規約や賠償基準があります。高額衣類を出す場合は、申込み前に最新の補償条件まで確認しておくとよいでしょう。

リナビスが向いている人

  • コートやダウンなど単品料金が高くなりやすい冬物をまとめたい
  • 5点・10点など、ある程度まとまった点数を一度に出したい
  • クリーニング後に最大12カ月の保管も使いたい
  • 通常衣類コースで対象になる高級ブランド・上質素材を追加料金なしでまとめたい
  • シミ抜き、毛玉取り、簡単なボタン修理などを標準サービス内で利用したい

一方で、セーター1着だけ、ズボン2着だけといった少量利用では3点コースからになるため、単品料金型のサービスも比較したほうがよいでしょう。

白洋舍が向いている人

  • セーター・ズボン・シャツなど低単価の衣類を必要な分だけ出したい
  • 1点単位で料金を積み上げて利用したい
  • 衣類の素材に応じてオリジナルとローヤルなどのケアを選びたい
  • 保管を使わず通常クリーニングだけ依頼したい
  • クリーニング代が8,800円以上になり、通常地域の送料条件を満たせる

8,800円未満では2,090円の送料が加わるため、少量利用では「単品料金が安い=総額も必ず安い」とは限りません。カートに入れる衣類の合計額を見て判断してください。

迷ったときは「5点の中身」を書き出せば決めやすい

リナビスと白洋舍の比較で、いちばん避けたいのは「1点あたり○円」という数字だけで決めることです。

リナビスはパックなので、セーターでもコートでも基本は1点。白洋舍は単品型なので、セーターとダウンジャケットでは料金が大きく違います。

普段着中心なら白洋舍の単品合計、冬物中心ならリナビスの5点・10点パックを先に計算し、最後に送料と保管料金を足す。この順番なら、どちらが自分の衣類に合うか判断しやすくなります。

料金・送料・保管・納期・取扱条件は変更される場合があります。最終判断はご自身で行い、申込み前にリナビスと白洋舍の公式サイトで最新の料金、地域別送料、返却可能日、保管条件、取扱除外品などを確認してください。

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