せんたく便とネクシーで迷っているなら、2026年9月時点では「せんたく便はパック型、ネクシーは単品型」という古い比較だけで決めないほうがよいです。ネクシーにも現在は5・7・10・15着のクリーニングパックがあり、同じ5・10・15着の通常パック料金を比べるとネクシーのほうが低く設定されています。
一方で、せんたく便には最短5営業日での返却、14時までの注文で即日集荷、最大11か月の保管、子ども服2着で1点カウントといった特徴があります。ネクシーは7着パックを選べるほか、衣類別の個別クリーニングも残っているため、セーターやシャツなど単価の低い衣類を少量出す場合は、パックを使わないほうが安くなるケースもあります。
つまり、単純に「どちらが上か」ではなく、出す着数・衣類の中身・保管の有無・急ぎ具合で選ぶのが近道です。
| 利用条件 | 選びやすいサービス | 理由 |
|---|---|---|
| 5・10・15着を保管なしでまとめ洗い | ネクシー | 現行の同点数パック料金はネクシーのほうが低い |
| 7着ちょうど出したい | ネクシー | 7着パックがある |
| セーター・シャツなど低単価品を少量 | ネクシーの個別クリーニング | パック料金より個別料金+送料のほうが低くなる場合がある |
| 5着だけ保管したい | せんたく便 | 5着保管パックがあり、ネクシーは保管7着から |
| 10・15着を保管したい | ネクシー | 現行の同点数保管パックはネクシーのほうが低い |
| できるだけ長く保管したい | せんたく便 | 最大11か月。ネクシーは最大9か月 |
| 今日中に集荷してほしい | せんたく便 | 14時までの注文で即日集荷の案内がある |
| 子ども服を多くまとめたい | せんたく便 | 子ども服は2着で1点カウントの案内がある |
以下の料金・条件は2026年9月9日に各社公式サイトで確認した通常料金を基準にしています。キャンペーン、クーポン、地域、荷物の個口数、オプションなどによって実際の支払額は変わるため、申込み画面でも最終確認してください。
いまは「パック型のせんたく便 vs 単品型のネクシー」ではない
この2社を比較するとき、最初に更新しておきたいのが料金体系の理解です。せんたく便は以前から、衣類の種類ではなく点数で料金が決まるパック型が中心。一方のネクシーは衣類別の個別料金で知られてきました。
現在のネクシーには、その個別クリーニングに加えて「Nexcyパック」があります。保管なしのクリーニングパックは5・7・10・15着から選択可能です。そのため、コートやダウンをまとめて出す人は、ネクシーでも定額パック同士で比較できます。
今の比較で重要なのは「せんたく便のパック vs ネクシーのパック」だけでなく、「ネクシーでは個別料金にしたほうがよい衣類か」まで確認することです。
5・10・15着のパック料金はネクシーが低い
保管を付けず、通常の衣類クリーニングを同じ点数で比べると差が見えやすくなります。
| 点数 | せんたく便 最速パック | ネクシー クリーニングパック | 料金差 |
|---|---|---|---|
| 5着 | 9,878円 | 8,800円 | ネクシーが1,078円低い |
| 7着 | 専用パックなし | 9,800円 | ネクシーは7着ちょうどを選べる |
| 10着 | 13,838円 | 10,800円 | ネクシーが3,038円低い |
| 15着 | 19,338円 | 14,800円 | ネクシーが4,538円低い |
どちらも、指定点数より少なく入れたからといって自動的に安くなるタイプではありません。ネクシーは公式に「着数の減少による値引きはない」と案内しており、せんたく便もパックの上限点数を基準にした料金です。
そのため、10着パックを選んで6着しか出さない、といった使い方は1着あたりの負担が大きくなります。まず実際に出す衣類を数えてからパックを決めるのが基本です。
5着でも、衣類の中身によってネクシーは「個別料金」が有利になる
ネクシーにはパックと個別クリーニングの両方があるため、5着なら常に5着パックを選べばよいわけではありません。ここが、せんたく便との比較で見落としやすいポイントです。
セーター5着なら個別料金+送料のほうが低い例がある
ネクシーのセーターは1着880円です。セーター5着ならクリーニング代は4,400円。九州・四国・中国・関西・関東・信越・東海・北陸・東北から1個口で出し、送料割引条件を満たさない通常例では往復送料2,400円が加わり、合計は6,800円です。
| セーター5着の例 | 概算総額 |
|---|---|
| ネクシー 個別クリーニング | 6,800円(880円×5着+往復送料2,400円) |
| ネクシー 5着パック | 8,800円 |
| せんたく便 最速5パック | 9,878円 |
この条件なら、ネクシーはパックより個別料金のほうが低くなります。シャツやパンツなど比較的単価の低い衣類が中心でも、同じような逆転が起こり得ます。
コートやダウン5着ならネクシーのパックが有利になりやすい
反対に、ネクシーの個別料金でコート2着とダウンジャケット3着を出すと、コート2,530円×2着+ダウンジャケット2,950円×3着=13,910円です。この金額なら送料条件を満たしても、5着パック8,800円のほうが大きく下がります。
せんたく便も衣類の種類によって最速パックの料金が変わらないため、コートやダウンのように店頭・単品料金が高くなりやすい衣類をまとめる使い方と相性があります。ただし、2026年9月時点の5着通常パック同士では、ネクシー8,800円、せんたく便9,878円です。
ネクシーは「5着集まったらパック」と決め打ちせず、単価の低い衣類は個別料金、高い冬物はパック、と分けて考えると無駄が出にくくなります。
保管は「5着だけ」「10着以上」「保管期間」で結論が変わる
保管付きでは、通常クリーニングとは別の比較が必要です。せんたく便は5着から、ネクシーは7着から保管パックを用意しています。
| 保管する点数 | せんたく便 | ネクシー | 選び方 |
|---|---|---|---|
| 5着 | 12,078円 | 7着パック12,900円から | 5着だけならせんたく便が使いやすい |
| 10着 | 17,578円 | 14,500円 | 料金はネクシーが3,078円低い |
| 15着 | 23,958円 | 20,500円 | 料金はネクシーが3,458円低い |
| 最大保管期間 | 最大11か月 | 最大9か月 | 長期保管はせんたく便が選択肢 |
5着しか預けないなら、ネクシーでは7着パックを選ぶ必要があり、空き2着分があっても値引きされません。この条件では、5着保管パックがあるせんたく便のほうが総額を抑えやすいです。
10着・15着をきっちり預けるなら、現行のスタンダード保管パックはネクシーのほうが低い料金設定です。一方で、翌シーズンまでできるだけ長く預けたいなら、最大11か月のせんたく便が候補になります。
保管は料金だけでなく返却時期も重要です。ネクシーは申込み後の保管期間・返却希望時期の変更を原則不可と案内しています。衣替えの時期が読みにくい人は、申込み前に返却予定を決めておくと安心です。
送料はどちらも「無料条件」を地域まで確認する
通常地域でパックを使う場合、送料差は大きくなりにくいものの、北海道・沖縄・離島では条件が変わります。
| 項目 | せんたく便 | ネクシー |
|---|---|---|
| 通常地域 | 最速パックは往復送料無料 | 7,800円以上で往復送料無料 |
| 北海道・沖縄 | 1配送あたり1,980円の追加送料 | 10,000円以上で往復送料無料、7,000円以上10,000円未満は送料1,200円 |
| コンビニ発送 | 2回目以降は利用可能 | 別途1,100円の発送手数料 |
ネクシーのクリーニングパックは、5着8,800円、7着9,800円、10着10,800円、15着14,800円です。そのため通常地域では4パックとも7,800円以上となり、1個口なら送料無料条件を満たします。
北海道・沖縄では、5着・7着パックは10,000円未満なので送料1,200円の条件に入り、10着・15着パックは10,000円以上です。沖縄・離島の一部は対応状況そのものも申込み前に確認してください。
また、ネクシーは複数個口になると送料無料判定も1個口ごとです。大きな箱を複数に分ける場合は、合計金額だけで送料を判断しないほうが安全です。
急ぎなら、集荷の早さはせんたく便が分かりやすい
「明日着たい服」まで宅配クリーニングに出すのは現実的ではありませんが、できるだけ早く集荷・返却してほしい場合は両社の時間差も見ておきましょう。
| スピード項目 | せんたく便 | ネクシー |
|---|---|---|
| 最短の集荷 | 14時までの注文で即日集荷可能 | 注文日の翌日から |
| 返却目安 | 最短5営業日以降 | 通常5〜10日程度 |
| 地域限定の最短 | 公式では最短5営業日を案内 | 九州県内は集荷日を含む最短3日 |
全国一律にネクシーよりせんたく便が早い、とまでは言えません。ネクシーは九州県内なら輸送を含め最短3日の案内があります。ただ、集荷自体を今日済ませたい人には、せんたく便の即日集荷が判断しやすい条件です。
ネクシーで初回送付キットが必要な場合は、キット到着まで3〜6日ほどかかる案内もあるため、急ぎなら手持ちの箱や袋を使えるか先に確認しておくとよいでしょう。
子ども服が多い家庭は点数の数え方まで比較する
大人のコート5着と、子ども服を含む5着では、同じ「5着」でも実際に入れられる衣類数が変わる場合があります。
せんたく便は、子ども服について2着で1点カウントと案内しています。子どものアウターや制服以外の衣類を家族分まとめたい場合は、このルールがパック料金との相性を左右します。
ネクシーは個別クリーニングで140サイズ以下の子ども服を通常料金から30%引きする案内があります。ただし、クリーニングパックについて「子ども服2着で1点」とする同じルールは公式のパック案内では確認できませんでした。
家族利用では、パックの表示価格だけでなく、自分が出す服が何点として数えられるかを先に確認するのが失敗を減らすコツです。
無料ケアは両社とも充実、違いは期間や対象条件を確認
せんたく便の最速パックでは、しみ抜き・毛玉取り・ボタン補修・再仕上げなどをパック内サービスとして案内しています。ネクシーのクリーニングパックも、個別クリーニングと同じ工程で、しみ抜き・ボタン修理・毛玉取りを無料対応するとしています。
仕上がりが気になる場合の再仕上げも両社に案内がありますが、タグを外した後や着用後などは対象外になることがあります。商品が届いたら、まず箱から出して状態を確認し、クリーニングタグは確認が済むまで外さないほうが安全です。
また、何でも受け付けてもらえるわけではありません。ネクシーでは、強い汚れ・異臭、濡れた衣類、下着・水着、ゴム引き製品、バッグ・靴などに取扱条件があります。せんたく便も衣類の状態や素材によって返却になる場合があり、革・靴・布団などは通常衣類とは別の専用パックです。
結局どっち?せんたく便とネクシーの選び分け
2026年9月時点の条件なら、保管なしで5・10・15着をきっちり出す場合は、まずネクシーの現行パック料金を確認する価値があります。同点数の通常パック料金はネクシーのほうが低く、7着という中間パックも選べます。
ただし、ネクシーは個別料金も選べるため、シャツ・セーター・パンツなどが中心ならパックより個別クリーニングの総額を計算したほうがよいケースがあります。逆にコートやダウン中心なら、定額パックのメリットが出やすくなります。
- せんたく便を選びやすい人:即日集荷を重視する、5着だけ保管したい、最大11か月預けたい、子ども服を多くまとめたい
- ネクシーを選びやすい人:5・7・10・15着を現在のパック料金で抑えたい、10・15着を保管したい、衣類によって個別料金とパックを使い分けたい
迷ったら「①何着出すか → ②コート・ダウン中心か、シャツ・ニット中心か → ③保管するか → ④いつまでに返してほしいか」の順で決めると、どちらが自分向きか判断しやすくなります。
料金、送料、パック構成、保管期間、納期、取扱条件は今後変更される可能性があります。最終判断はご自身で行い、申込み前にはせんたく便・ネクシー各公式サイトで最新の料金、地域別送料、返却日、保管条件、取扱除外品などを確認してください。

コメント