リネットとリナビスを比較|5点の料金・保管・納期でどっちを選ぶ?

リネットとリナビスは、同じ宅配クリーニングでも料金の決まり方が大きく違います。

ワイシャツやセーターなど単品料金が低くなりやすい衣類を少量〜数点出すならリネット、コートやダウンなど単品料金が高くなりやすい衣類を3〜5点以上まとめるならリナビスが安くなりやすいのが基本です。

保管では、必要な衣類を1着ずつ出し入れしたいならリネットの「リネットクローク」、衣替えの衣類をまとめて長期保管したいなら最大12か月保管付きのリナビスが分かりやすい選択肢になります。

ただし、「リネットは単品制、リナビスはパック制」とだけ覚えると判断を誤ることもあります。リネットには保管専用のパック型「プレミアムクローク」もあり、リナビスにも保管を利用せず早めの返却を希望する人向けのコースがあります。

この記事では2026年9月時点の両社の公式情報をもとに、料金体系・送料・保管・納期・再仕上げ・取扱条件を比較します。期間限定キャンペーンや初回割引だけで優劣を決めず、通常時の料金構造を基準に整理します。

まず結論|リネットとリナビスは「衣類の種類」と「保管」で選ぶ

こんな使い方 選びやすいサービス 理由
ワイシャツ・セーターなどを少量出す リネット 1着ごとの単品料金なので、必要な衣類だけを必要な枚数出せる
コート・ダウンを3〜5点以上まとめる リナビス 点数パックなので、単品料金が高くなりやすい衣類ほど料金メリットが出やすい
返却スピードを重視する リネット 通常衣類では比較的短い納期を選びやすい。品物や地域などにより日数は異なる
衣替え品をまとめて長期保管したい リナビス 通常の衣類コースに最大12か月保管が含まれる
保管中の衣類を1着ずつ必要な時に出したい リネット リネットクロークなら1着単位で取り出せ、保管期限もない
高級ブランドやコート・ダウンを点数パックにまとめたい リナビス 通常衣類コースではブランドを理由とする追加料金なしと案内されている
再仕上げを申し込める期間を長めに取りたい リネット 通常衣類では受取り後30日以内の再仕上げ受付がある

どちらか一方が常に上という比較ではありません。単品料金が低くなりやすい衣類ほどリネット、パック内にコートやダウンを多く入れるほどリナビスが安くなりやすいという料金構造を理解すると選びやすくなります。

最大の違いは「単品料金」と「点数パック料金」

リネットの通常衣類クリーニングは、衣類の種類ごとに料金が決まる単品型です。ワイシャツ、セーター、コート、ダウンなどそれぞれに料金が設定され、必要な品物を1点から組み合わせられます。

一方、リナビスの通常衣類コースは点数パック型で、3点・5点・10点・15点・20点など、まとめて出す点数によってコースを選びます。

リナビスでは、通常衣類コースでコートやダウン、高級ブランド衣類なども点数の1点として利用できます。ブランドを理由とした追加料金はないと案内されていますが、皮革など通常衣類コースの対象外となる品物は別です。

ここが両社の分岐点です。リネットでは衣類の種類で総額が変わり、リナビスでは限られたパック点数に何を入れるかで料金メリットが変わります。

5点を比較すると、入れる衣類で安くなりやすいほうが逆転する

「リネットとリナビスは結局どちらが安いのか」を考えるなら、単純に5点という点数だけを比べるのではなく、5点の中身をそろえる必要があります。

5点の中身 リネット リナビス 安くなりやすい傾向
セーター5着 単品料金を5着分計算し、送料条件を確認 5点パック リネットが安くなりやすい
ワイシャツ2+セーター2+コート1 比較的低単価の衣類が多い 5点パック リネットが安くなりやすい
コート3+ダウン2 単品料金が積み上がりやすい 5点パック リナビスが安くなりやすい

この比較から分かるのは、「5点ならリナビス」「少量ならリネット」と点数だけで決めるのではなく、5点の中に何を入れるかを見る必要があるということです。

セーターやワイシャツ中心なら、リナビスの点数パックを使うより、必要な衣類だけ単品料金で出せるリネットが安くなりやすい場合があります。

一方、コートやダウン中心なら、リネットでは単品料金が積み上がるため、衣類の種類にかかわらず点数で料金が決まるリナビスのほうが安くなりやすくなります。

コート3着前後は送料・会員条件まで含めて比較する

コートを数着だけ出す場合は、両社の料金差が小さくなることがあります。

リネットではコート1着ごとの料金を積み上げますが、注文金額や会員区分によって送料条件が変わります。そのため、クリーニング料金だけではなく送料を加えた総額を見る必要があります。

一方、リナビスには少ない点数向けのパックがあり、コートを複数まとめる場合も点数パックとして料金を確認できます。

リネットのプレミアム会員は無料会員より送料無料になる条件を満たしやすいため、すでに会員になっている人と無料会員では比較結果が変わる場合があります。

つまり、コート3着前後は「必ずこちらが安い」と固定せず、リネットの会員状況・送料と、リナビスの少数点数パックを実際の申込条件で比較するのが適切です。

送料はリナビスが把握しやすく、リネットは会員区分と注文額で変わる

送料の仕組みも両社で大きく異なります。

リナビスの通常衣類コースは基本的に送料込みで案内されていますが、北海道・沖縄・一部地域などでは追加送料が設定されています。

リネットは、会員区分と1個口あたりのクリーニング料金によって送料無料になる条件が異なります。

リネットの利用方法 送料の考え方
プレミアム会員 無料会員より低い利用金額から送料無料になりやすい
無料会員 所定の利用金額に届かない場合は往復送料が加わる

北海道・沖縄などでは送料無料条件や送料体系が異なる場合があります。また、送料判定が個口ごとになるため、大量の衣類を複数箱に分ける場合は個口条件も確認してください。

ワイシャツやニットを数点だけ出すときは、衣類そのものの料金に対して送料の影響が大きくなる場合があります。リネットを比較するときは「1着料金」だけを見ないようにしましょう。

保管は「まとめて預ける」ならリナビス、「1着ずつ出す」ならリネット

保管サービスは、単純な保管月数だけでなく、取り出し方まで違います。

リナビス|通常の衣類パックに最大12か月保管が含まれる

リナビスの通常衣類コースは、対象コースで最大12か月の保管サービスを利用できます。

衣替えでコートやダウンをまとめて洗い、そのまま次のシーズンまで預けたい人には分かりやすい仕組みです。

一方、早めの返却を希望する場合には、通常の保管付きコースとは別にお急ぎ向けのコースもあります。保管が必要かどうかによって選び分けてください。

リネット|保管方法が2種類あり、用途で選べる

リネットで紛らわしいのが、「プレミアム会員」「リネットクローク」「プレミアムクローク」が別の仕組みであることです。

  • プレミアム会員:通常衣類クリーニングの有料会員。送料条件や会員特典が無料会員と異なる
  • リネットクローク:プレミアム会員向け。1着単位の月額保管で、必要な衣類を1着ずつ取り出せる。保管期限なし
  • プレミアムクローク:季節衣類をまとめて預ける点数パック型の保管サービス

リネットクロークは、預けている衣類の着数や保管期間によって料金が変わる月額型です。また、取り出し方によって手数料や送料が発生する場合があります。

「冬物を全部秋まで預ける」ならパック型、「予定が読めず必要な服を途中で取り出したい」なら1着単位のリネットクロークという使い分けになります。

保管付き5点は価格だけでなく保管期間と返却自由度で選ぶ

季節保管を5点で比較すると、リネットのプレミアムクロークとリナビスの衣類5点コースのように、どちらも点数パックとして利用できる選択肢があります。

保管付き5点 料金方式 保管期間 特徴
リネット プレミアムクローク lite 5点の保管付きパック 最大9か月 クリーニング・保管・配送をまとめたパック。受取り時期の変更条件に注意
リナビス 衣類5点コース 5点の保管付きパック 最大12か月 通常衣類コースに保管が含まれる。コート・ダウンなども点数として利用できる

両方とも5点の保管付きパックとして比較できるため、価格差だけで決めるより、最新料金を確認したうえで保管期間・返却条件・衣類の中身を比べるほうが実用的です。

保管期間の長さを重視するならリナビス。リネットのプレミアムクロークはliteとluxeで付帯サービスが異なり、受取り日の変更などにも違いがあります。

また、リネットで「1着ずつ好きなタイミングで取り出したい」場合はプレミアムクロークではなく、月額型のリネットクロークを選びます。似た名前のサービスを取り違えないことが大切です。

納期を優先するならリネットが選びやすい

急ぎでクリーニングしたい場合は、リネットのほうが短い日数で受け取れる条件を選びやすい傾向があります。

通常の衣類リネットは、会員区分・品物・地域などの条件を満たせば比較的短い納期を選べます。ただし、ダウンなど一部の衣類は通常品より日数がかかる場合があります。

リナビスのお急ぎ衣類コースにも最短納期の目安がありますが、集荷キットを利用する場合はキットが届くまでの日数なども含めて考える必要があります。

毎週使うワイシャツや、急に必要になったスーツ・コートならリネット。衣替えのまとめ出しで数日の差を重視しないなら、リナビスも候補になります。

高級ブランド・カシミヤは「追加料金」の差も見る

ブランド名だけで両社の良し悪しを決めることはできませんが、基本料金以外の追加料金条件には違いがあります。

リナビスの通常衣類コースでは、モンクレールやカナダグースなどの高級ブランド衣類でも、ブランドを理由とする追加料金はないと案内されています。

リネットもブランドそのものを理由とする追加料金はありませんが、デリケート素材や装飾品、付属品などによって追加料金が設定される場合があります。

カシミヤコートや装飾のある衣類を複数まとめるなら、基本料金だけでなく、素材・付属品に対する追加料金の有無まで含めて総額を比較してください。

なお、両社とも通常衣類コースで扱えない品物があります。革・毛皮、特殊加工品などはサービス・コースによって対応が異なるため、発送前に取扱除外品を確認する必要があります。

無料サービスは似ているが、ボタン修理と再仕上げ期間に差がある

両社とも簡易的なシミ抜きや毛玉・毛取り、再仕上げなどのサービスがあります。ただし条件は同じではありません。

リネットの通常衣類クリーニングでは、簡易染み抜きや毛玉取り・毛取りなどが基本サービスに含まれます。仕上がりが気になる場合は、受取り後30日以内など所定の条件を満たせば無料再仕上げを申し込めます。

リナビスは、シミ抜き・毛玉&毛取り・ボタン修理・再仕上げなどを無料サービスとして案内しています。再仕上げの受付条件や期限は申込み時に最新情報を確認してください。

ボタン修理まで基本サービスに含めたいならリナビス。受け取ってから仕上がりを確認する時間を長めに取りたいなら、通常衣類のリネットが比較しやすいでしょう。

補償は「金額だけ」では比較しない

万一の事故時の補償も、適用条件と計算方法が違います。

リネットの通常衣類クリーニングには安心保証があり、所定条件を満たした場合には再購入価格を基準とする補償制度があります。補償には品物の価格や連絡期限など条件が設定されています。

リナビスにもクリーニング賠償基準があり、賠償対象となる場合は、購入時からの経過期間や使用状況などに応じた基準で判断されます。

高価な衣類を出す場合は、「補償がある」という一言だけで判断せず、対象条件・購入時期の証明・補償の計算方法まで公式の賠償基準を確認してください。

リネットが向いている人

次の条件が多いなら、リネットから検討しやすいです。

  • ワイシャツ・セーターなど単品料金が低くなりやすい衣類が中心
  • 1〜2点など少量から出したい
  • クリーニングする衣類の種類が毎回バラバラ
  • プレミアム会員で送料条件が有利になる
  • 返却スピードを重視する
  • 保管中の服を1着ずつ必要な時に取り出したい
  • 通常衣類で30日以内の再仕上げ受付を重視する

日常使いのクリーニングを必要な分だけ頼みたい人とは相性のよい料金体系です。

リナビスが向いている人

次の条件が多いなら、リナビスを比較の中心にすると分かりやすくなります。

  • コート・ダウンなど単品料金が高くなりやすい衣類をまとめて出す
  • 3点・5点・10点など、パックを無駄なく埋められる
  • 衣替えの衣類を最大12か月保管したい
  • 高級ブランドやコート・ダウンを点数パックでまとめたい
  • 送料条件を毎回計算する手間を減らしたい
  • 無料のボタン修理も利用条件の一つとして重視する

特に、コートとダウンを中心に複数点出す場合は、リネットの単品料金の合計とリナビスの点数パックを実際の申込み条件で比較する価値があります。

迷ったら「5点の中身」で最終判断する

リネットとリナビスで迷ったら、次の順で確認すると決めやすくなります。

  1. 出す衣類を全部並べる
    ワイシャツ・ニット中心か、コート・ダウン中心かを見る。
  2. リネットの単品料金を合計する
    送料条件と素材・付属品の追加料金も加える。
  3. リナビスの最適な点数パックと比べる
    保管が不要なら早めの返却に対応するコース、長期保管したいなら通常衣類コースも確認する。
  4. 納期と保管方法を確認する
    急ぎならリネット、まとめて長期保管ならリナビスが候補になりやすい。
  5. 取扱除外品を発送前に確認する
    革・毛皮・特殊素材などは通常衣類とは別条件になる。

単品料金が低くなりやすい衣類を必要な分だけ出すならリネット、コートやダウンなどをパックいっぱいにまとめるならリナビスが安くなりやすい。この分け方を起点に、送料・保管・納期を重ねると、自分の条件に合うほうを選びやすくなります。

まとめ|リネットとリナビスは「点数」より「中身」で比較する

リネットとリナビスの決定的な違いは、リネットが通常衣類では単品料金制、リナビスが点数パック制であることです。

セーターやワイシャツなど単品料金が低くなりやすい衣類中心ならリネット、コートやダウンなど単品料金が高くなりやすい衣類中心ならリナビスが安くなりやすいと考えると分かりやすいでしょう。

ただし、リネットでは会員区分と利用金額によって送料条件が変わり、リナビスでは選ぶ点数パックと保管の有無などで利用条件が変わります。最終的には、出したい衣類を実際に並べて最新料金で総額を確認してください。

保管付きで比較する場合も、単純な料金差だけでなく、最大保管期間、途中で衣類を取り出せるか、受取り日の変更条件などを含めて選ぶことが重要です。

「今どちらが○円安い」と固定するのではなく、自分が出す衣類の中身でどちらの料金方式が安くなりやすいかを判断し、最後に公式サイトで最新の総額を確認するのが失敗しにくい比較方法です。

料金・送料・会員特典・保管期間・納期・取扱条件・キャンペーンは変更される場合があります。最終判断はご自身で行い、申込み前にリネットとリナビスそれぞれの公式サイトで、出したい衣類の最新料金と利用条件を確認してください。

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