リネットと白洋舍を比較|料金は衣類で逆転?送料・納期・保管の違い【2026年9月】

リネットと白洋舍のどちらに宅配クリーニングを頼むか迷ったら、「どちらが上か」ではなく、出す衣類・送料条件・返却を急ぐか・保管したいかで選ぶのが分かりやすいです。

2026年9月に両社の公式料金・送料・納期・保管・補償条件を確認すると、通常の衣類クリーニングはどちらも基本的に1点ごとの単品料金制です。ただし、リネットは無料会員とプレミアム会員で送料条件や納期、保管の自由度が変わり、白洋舍はオリジナルとローヤル/クリスタルで仕上げのコースを分けています。

先に選び分けると、次のようになります。

  • 急ぎ・普段着・アプリや宅配ボックスなど受け渡しの自由度を重視:リネットを比較しやすい
  • ワイシャツを多く出す・会員費をかけたくない・衣類ごとに上位コースを選びたい:白洋舍を比較しやすい
  • 1着から好きな時期まで保管し、必要な服だけ途中で取り出したい:リネットクローク
  • 次のシーズンまで低い追加料金でまとめて保管したい:白洋舍の季節保管

正直なところ、料金表だけを見て「リネットの方が安い」「白洋舍の方が高い」と決めるのは早いです。ワイシャツは白洋舍が安い一方、スーツやコートではリネットが低い例があり、送料の無料ラインまで含めると総額はさらに変わります。

この記事では、キャンペーン価格を使わず、同じ衣類を出した場合の総額まで揃えて比較します。

リネットと白洋舍の違いを先に比較

まず押さえたいのは、両社とも「宅配クリーニング」ではあるものの、使い勝手の設計がかなり違う点です。2026年9月9日時点の公式案内を整理すると、次のようになります。

比較項目 リネット 白洋舍 らくらく宅配便
通常衣類の料金体系 1点ごとの単品料金 1点ごとの単品料金
会員費 無料会員あり
プレミアム会員429円/月、5,148円/年
宅配利用に月額会費なし
送料
本州などの代表条件
プレミアム会員:3,300円以上で無料
無料会員:8,800円以上で無料
未満は往復1,980円
8,800円以上で送料を白洋舍が負担
未満は2,090円
通常衣類の納期 プレミアム会員は最短2日後
品物・地域・オプションで延長あり
最短でセンター到着後10日前後
指定なしは3週間前後が目安
集荷 自宅集荷。プレミアム会員はダンボール手配可
2回目以降はコンビニ・宅配ボックス預けにも対応
宅配業者が箱を持参して自宅集荷
保管 リネットクローク:1着297円/月、無期限、1着から取り出し可
別に季節型のプレミアムクロークあり
季節保管:1着110~550円
プレミアム保管:1着3,960円
仕上げの選び方 通常料金+必要なオプション
プレミアム会員は標準付帯サービスあり
オリジナル/ローヤル・クリスタルを衣類ごとに選択
再仕上げ・品質申出 受取りから30日以内は条件を満たせば無料再仕上げ 未着用・タグ等の条件を満たせば再処理
品質の申出は受取り後3か月以内
補償 条件を満たす場合、再取得価格10万円以下は再取得価格を全額補償する独自保証あり クリーニング事故賠償基準に基づいて補償

この表だけでも、選び方の軸が見えてきます。返却の速さと受け渡しの自由度はリネット、会員登録を前提にせず衣類ごとのコースを細かく指定したい場合は白洋舍という違いです。

ただし、最終判断で大きいのは料金。次に、同じ衣類を出した場合で比較します。

料金はどっちが安い?同じ衣類で総額を比較

両社は通常衣類ならどちらも単品料金制なので、同じ品物に揃えて比べられます。ここでは本州など通常の送料条件、1個口、オプションなし、キャンペーンなしで計算します。

リネットのプレミアム会員は月額429円です。すでに会員なら会費を注文ごとに足す必要はありませんが、「この1回のために加入する」と考える場合は会費も含めて判断してください。

代表的な衣類の単品料金

衣類 リネット 白洋舍 オリジナル 料金差の傾向
ワイシャツ 495円 440円 白洋舍が55円低い
スーツ上下 2,310円
上1,390円+下920円
3,080円 リネットが770円低い
セーター 920円 990円 リネットが70円低い
コート 2,390円 2,970円 リネットが580円低い
ダウンジャケット 3,190円 3,520円 リネットが330円低い

単品だけならリネットが低い品目が多いものの、ワイシャツは白洋舍の方が低い設定です。ここで送料を加えると、少量利用の差はかなり縮まります。

ケース1:スーツ上下+ワイシャツ1枚

仕事着をまとめて1回だけ出すケースです。

サービス クリーニング代 送料・会費 合計
リネット 無料会員 2,805円 送料1,980円 4,785円
リネット プレミアム会員
この注文のために月会員になる場合
2,805円 送料1,980円+月会費429円 5,214円
白洋舍 3,520円 送料2,090円 5,610円

この組み合わせでは、リネット無料会員の総額が低くなります。一方、プレミアム会員でもクリーニング代が3,300円に届かないため送料は無料になりません。

「プレミアム会員なら必ず送料が無料」ではなく、1個口3,300円以上という条件がある点は見落としやすいところです。

ケース2:スーツ上下+ワイシャツ+コート

季節の変わり目に、仕事着とアウターを一緒に出す想定です。

サービス クリーニング代 送料・会費 合計
リネット 無料会員 5,195円 送料1,980円 7,175円
リネット プレミアム会員
この注文のために月会員になる場合
5,195円 送料0円+月会費429円 5,624円
白洋舍 6,490円 送料2,090円 8,580円

このケースはリネットのプレミアム会員が送料条件を満たすため、差が広がります。頻繁に3,300円以上利用するなら、会費を払っても送料条件や最短納期、受け渡し方法のメリットを得やすくなります。

ケース3:ワイシャツ20枚

一方、ワイシャツ中心では結論が逆転します。

サービス クリーニング代 送料 合計
リネット 無料会員 9,900円 0円 9,900円
白洋舍 8,800円 0円 8,800円

ワイシャツは1枚あたり55円の差ですが、20枚なら1,100円差になります。両社ともこの金額なら通常地域の送料無料条件を満たすため、単品価格の差がそのまま総額差になります。

ここまでを見ると、「どちらが安いか」はサービス名ではなく衣類の中身で決まることが分かります。ワイシャツ中心なら白洋舍、スーツ・コートなどを組み合わせるならリネットが低くなるケースがある、と考えると選びやすいでしょう。

急ぎならリネット、白洋舍は納期に余裕を持って出す

返却日を優先するなら、現在の公式条件ではリネットのプレミアム会員が選びやすいです。

リネットはプレミアム会員なら、対応地域・対象品などの条件を満たす場合に最短で預け日から2日後に受け取れます。無料会員は申込み時にお届け日を指定できません。

ただし、リネットでもすべてが2日で戻るわけではありません。北海道、青森県、秋田県、福岡県を除く九州各県、沖縄県、一部離島では最短7日後。ダウン製品や帽子などは5日後以降、皮革・毛皮・着物類などの特殊品は最短3~4週間後が目安です。

白洋舍のらくらく宅配便は、公式FAQでは最短でセンター到着後10日前後。お届け日の指定がない場合は3週間前後が目安とされています。

「来週着るスーツを出したい」といった明確な期限があるなら、申込画面で選べる返却日を確認したうえでリネットを検討しやすいでしょう。白洋舍は、衣替えや定期的なメンテナンスなど、時間に余裕を持って出す使い方に合わせやすいです。

保管は料金より「取り出し方」が大きく違う

リネットと白洋舍の保管は、料金だけでなく仕組みそのものが違います。ここは今回の比較で特に重要なポイントです。

好きな時に1着ずつ取り出したいならリネットクローク

リネットの通常衣類サービスには、プレミアム会員限定の「リネットクローク」があります。クリーニング後の衣類をそのまま預け、保管期限を決めずに1着から取り出せるタイプです。

  • 保管料:1着297円/月
  • 初月の保管料:無料
  • 毎月1着分:無料
  • 取り出し手数料:1回220円
  • 取り出し送料:1回880円
  • クリーニング品と一緒に返却する場合:取り出し送料は無料

たとえば「冬物コートは秋まで預けたいけれど、礼服は急に必要になるかもしれない」といった使い方では、必要な1着だけ取り出せるリネットクロークが分かりやすいでしょう。

一方で、長期間・多着数を預けると月額保管料が積み上がります。衣替えで5~15着をまとめて次のシーズンまで預けたい場合は、別サービスの「リネットプレミアムクローク」も比較対象です。現在は最大9か月の保管に対応し、liteは5点9,680円、10点14,740円、15点19,690円などのパック料金が確認できます。

返却時期が決まっていて追加料金を抑えたいなら白洋舍の季節保管

白洋舍は通常のクリーニング料金に、衣類別の保管料金を足す方式です。

白洋舍の季節保管 保管料金
ジャケット・セーター・ズボン・スカートなど 1着110円
スーツ・コート・ワンピースなど 1着220円
ダウン製品 1着550円

季節保管は、3~6月に預けた品物は当年10月、9~12月に預けた品物は翌年3月に発送する仕組みです。自由な月を指定するタイプではありませんが、保管料金そのものは低めです。

注意したいのが素材条件。カシミヤやアンゴラなどの獣毛、シルク、人工・合成皮革、皮革・毛皮など、季節保管では受け付けられない品物があります。デリケート素材は1着3,960円のプレミアム保管が候補ですが、人工・合成皮革はプレミアム保管でも対象外です。

保管を「安さ」で選ぶなら白洋舍の季節保管が目に入りやすく、「好きな時に1着だけ戻す自由度」で選ぶならリネットクロークが明確に違います。

大切な服・デリケート素材は「ブランド名」よりコース条件を見る

「ブランド服なら白洋舍」「普段着ならリネット」と単純に分けるより、素材と仕上げ内容で確認した方が安全です。

リネットは通常衣類でブランド品の追加料金なしと案内していますが、素材や付属品によって追加料金が発生する場合があります。カシミヤなどの獣毛も通常衣類として扱える一方、皮革・毛皮・着物などは通常の短納期とは別条件になる特殊品です。

白洋舍は、カシミヤ・アンゴラなどの獣毛、シルク、ベルベット、人工・合成皮革、ビーズ・スパンコール、特殊加工品などをデリケート素材として扱い、オリジナルではなくローヤル/クリスタルの料金になります。

この違いを利用者目線で整理すると、次のようになります。

  • ブランド名にかかわらず普段の衣類と同じ流れで出したい:リネットで素材・付属品の追加条件を確認
  • デリケート素材を上位コースとして明確に分けて頼みたい:白洋舍のローヤル/クリスタル料金を確認
  • 皮革・毛皮・着物:通常衣類と同じ納期・料金と考えず、各社の特殊品条件を個別確認

高価な服ほど「ブランド対応」という言葉だけではなく、洗濯表示、素材、装飾、コーティング、仕上げ方法まで確認してから申し込むのがおすすめです。

受け渡しの便利さはリネット、箱の準備を減らしたいなら白洋舍も使いやすい

宅配クリーニングは、料金差が数百円でも受け渡しの手間が合わなければ続きません。

リネットは自宅集荷が基本で、プレミアム会員なら注文時にダンボールの無料手配が可能です。2回目以降は、条件を満たせばコンビニや宅配ボックスから預ける方法も選べます。集荷時間帯は朝から夜まで設定されており、アプリやWebで注文状況を確認できるのも特徴です。

白洋舍のらくらく宅配便は、申込み時に指定した日時に宅配業者が配送用の箱を持参します。自宅に適当なダンボールがなくても準備しやすく、衣類を箱へ入れてそのまま渡せます。

支払い方法も異なります。リネットの通常衣類はクレジットカードまたは代金引換で、代引きは330円の手数料が必要です。白洋舍はクレジットカードに加え、請求書払いでコンビニ払い・銀行振込を選べますが、請求書払いは308円の発行手数料がかかります。

再仕上げと補償は申出期限まで確認する

仕上がりに気になる点があった場合の条件も、申込み前に確認しておきたいところです。

リネットは、受取り日から30日以内に条件を満たして申請すれば無料再仕上げを受けられます。再仕上げ後も満足できない場合の返金条件や、万一の事故時の独自保証も設けています。再取得価格10万円以下の品物については、受取り後30日以内の連絡など条件を満たせば再取得価格の全額補償対象となる案内があります。

白洋舍は、仕上げ不良などがあり、未着用でクリーニングタグ・伝票が残っている場合に再処理を行う規定があります。品質についての申出は受取りから3か月以内。事故・紛失時はクリーニング事故賠償基準に基づく補償です。

どちらも「無条件に何でも補償」ではありません。受け取ったら早めに状態を確認し、タグや伝票をすぐ捨てないことが共通の対策です。

結局どっち?条件別の選び方

最後は、利用条件に当てはめると判断しやすくなります。

あなたの条件 比較しやすいサービス 理由
数日以内に戻したい リネット プレミアム会員は条件を満たせば最短2日後。白洋舍は最短でもセンター到着後10日前後
スーツ・コートなどを少量~中量出したい リネットを先に試算 代表料金ではリネットが低い品目があり、プレミアム会員は3,300円以上で送料条件を満たしやすい
ワイシャツをまとめて出したい 白洋舍も有力 ワイシャツは白洋舍440円、リネット495円。大量になるほど差が積み上がる
月額会費を持ちたくない 白洋舍またはリネット無料会員 白洋舍は宅配利用の月額会費なし。リネットにも無料会員がある
1着から無期限で保管したい リネット プレミアム会員限定のリネットクロークで1着297円/月、好きな時に1着から取り出せる
次シーズンまで安い追加料金で保管したい 白洋舍 季節保管は衣類別に1着110~550円。ただし返却時期と素材制限あり
デリケート素材を上位コースで頼みたい 白洋舍 ローヤル/クリスタルとして対象素材と料金区分が明確
宅配ボックスやコンビニから預けたい リネット プレミアム会員は2回目以降、対応する受け渡し方法を選べる

ここで気になるのが、「初回割引まで含めるとどちらが安いのか」という点です。キャンペーンは時期によって変わるため、この記事では通常条件だけで比較しました。実際の申込み時には、両社の公式ページで表示される現在のキャンペーンを最後に確認してください。

リネットと白洋舍の比較で迷ったときの3ステップ

まだ決めきれない場合は、料金表を何度も行き来するより次の順番で確認すると早いです。

  1. 出す衣類を具体的に書き出す
    ワイシャツ、スーツ上下、コート、ダウンなど、点数ではなく品物名まで決めます。
  2. 通常料金+送料+必要なら会費・保管を足す
    リネットは会員区分、白洋舍は8,800円の送料ラインを忘れずに計算します。
  3. 納期・保管・素材条件で最終チェックする
    安くても返却日に間に合わない、保管から途中で出せない、素材が対象外なら候補から外します。

普段着を早く便利に回したいならリネット、ワイシャツ中心や上位コース・季節保管まで衣類ごとに選びたいなら白洋舍というのが一つの目安です。

ただし、両社とも料金・送料・納期・保管条件・対象品は変更される場合があります。衣類の素材や状態によって追加料金や受付可否も変わるため、最終判断はご自身で行い、申込み前にリネット・白洋舍それぞれの公式サイトで最新の料金、送料、返却日、保管、取扱条件を確認してください。

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