冬物のクリーニング・保管はどこがいい?5・10・15点の料金と返却条件を比較【2026年9月】

冬物のクリーニングと保管をまとめて頼むなら、料金だけで選ぶより、「何点預けるか」「いつ返してほしいか」「途中で必要になる服がないか」の順に決めると失敗しにくくなります。

コートやダウンはかさばるため、自宅の収納を空けられる保管付き宅配クリーニングと相性のよい衣類です。一方、5点・10点・15点といったパック制が多く、予定より早く1着だけ返してもらうことが難しいサービスもあります。

2026年9月9日に各社の公式情報を確認したところ、たとえばリナビスは衣類5点9,810円・10点14,900円・15点19,800円で最長12か月保管、ホワイト宅配便は5点10,480円・10点14,480円・15点19,500円で最長9か月保管です。ラクリは返却時期によって料金が変わり、10点は12,320〜15,400円でした。

ただし、この数字だけで決めるのは早いところ。冬物保管では「点数は足りているのに専用バッグに入らない」「寒くなったのでコートを1着だけ先に返してほしいが対応できない」といったズレが起こりえます。この記事では、冬物ならではの条件まで含めて選び方を整理します。

先に結論|冬物保管は「返却の自由度」を先に決める

冬物を次のシーズンまで丸ごと預けられるなら、パック型の保管付き宅配クリーニングが選びやすいです。反対に、気温や予定に合わせて1着ずつ取り出したいなら、パック型だけで比較しないほうがよいでしょう。

冬物の状況 選び方 候補になりやすいタイプ
3〜5点だけ預けたい 少点数コースの有無を優先 リナビス3・5点、ホワイト宅配便5点、ラクリ5点
7〜10点をまとめたい 10点前後の総額と返却月を比較 ラクリ、Nexcy Season、ホワイト宅配便、リナビスなど
15点以上の家族分を預けたい 15・20・30点までのコースとバッグ容量を確認 リナビス、せんたく便、ホワイト宅配便など
1着だけ先に必要になる可能性がある その服をパックから外すか、1着単位で取り出せる保管を選ぶ リネットクロークなど

とくに注意したいのは、冠婚葬祭用の衣類、急な出張で使う可能性があるコート、寒暖差が大きい時期に使うアウターです。長期保管パックへ入れる前に「返却予定日まで本当に使わないか」を1着ずつ確認しておきましょう。

冬物の保管付きクリーニング5社を料金・期間・返却条件で比較

以下は2026年9月9日に各社公式サイトで確認した通常の保管付き衣類コースです。キャンペーン価格は基準にしていません。地域、オプション、取扱品、返却時期などで条件が変わる場合があります。

サービス 主な保管付き料金(税込) 最長保管 返却で確認したい点 冬物で見落としやすい点
リナビス 5点9,810円
10点14,900円
15点19,800円
20点23,500円
12か月 1着だけ先に返す個別対応は不可。工場到着前まではお届け日時変更可 皮革・合成皮革など取扱除外品は保管不可
ホワイト宅配便 5点10,480円
10点14,480円
15点19,500円
9か月 申込時に希望納期を選択。具体的な日時は返却時期の約1か月前に案内 保管付きは専用バッグ利用。2個口などでは別途送料が発生する場合あり
ラクリ 5点8,800〜11,000円
10点12,320〜15,400円
10か月 返却時期で料金・空き状況が変動。注文後の変更には制約あり 集荷バッグに収まることが前提。コートのライナー・ベルト・フードは付属品扱い
Nexcy Season 7点12,900円
10点14,500円
15点20,500円
9か月 申込時に返却時期を指定し、申込後の変更は不可 保管は専用集荷バッグのみ。礼服類・学生服など保管対象外の品あり
せんたく便 5点12,078円
10点17,578円
15点23,958円
20点29,128円
30点39,578円
11か月 冬物は受付・返却期間が設定されている 点数上限だけでなく専用バッグ容量も上限。コートのベルト・フードは点数加算なし

同じ10点でも、確認時点の表示料金はラクリ12,320〜15,400円、ホワイト宅配便14,480円、Nexcy Season14,500円、リナビス14,900円、せんたく便17,578円でした。

ここで気になるのが、ラクリのように返却時期で料金が変わるサービスです。2026年9月9日の10点コースでは、9〜11月を含む複数の返却枠が在庫切れ表示になっていました。下限料金だけを見て決めず、「自分が受け取りたい月に申し込めるか」まで確認してください。

5点なら「少点数で余らせない」ことが大切

冬物が5点前後なら、大きなパックを選んでも点数不足分が返金されないサービスがあります。コート2着、ダウン1着、ニット2着のように預けたい衣類が5点程度なら、5点コースがあるサービスから比べるほうが料金を把握しやすくなります。

リナビスは5点9,810円、ホワイト宅配便は5点10,480円。ラクリは5点8,800〜11,000円で、返却時期によって価格が動きます。単純に最小表示額だけでなく、希望する返却枠の実際の料金を見て決めるのがポイントです。

10点は料金差より「返却月」とバッグ容量を確認

10点前後になると1点あたりの料金は下がりやすい一方、コートやダウンを多く入れるとバッグが先にいっぱいになることがあります。

たとえばホワイト宅配便の保管付き衣類コースは、横50cm・奥行き49cm・高さ49cmの専用バッグで発送します。せんたく便も、指定点数だけでなく専用バッグ容量が上限です。つまり「10点コースを買ったから厚手の冬物が必ず10点入る」とは限りません。

15点以上は家族分をまとめやすいが、必要品の混入に注意

家族分のコートやダウンをまとめるなら15点以上のパックが使いやすくなります。確認時点では、ホワイト宅配便15点19,500円、リナビス15点19,800円、Nexcy Season15点20,500円、せんたく便15点23,958円です。リナビスは20点、せんたく便は20点・30点まで選べます。

点数が増えるほど注意したいのが、必要な衣類を誤って預けること。数か月後に着る可能性が少しでもある服は、発送前に別の場所へ分けておくと安心です。

冬物を預ける前に「1点の数え方」と付属品を確認する

保管パックの料金を比べるときは、手元の「服の数」とサービス上の「点数」が一致するとは限らない点に注意してください。

  • ラクリでは、スーツのジャケット・スラックス・ベストはそれぞれ1点として数えます。
  • ラクリでは、コートのライナー・ベルト・フードなど本体の付属品は原則として点数に加算しません。
  • せんたく便でも、コートのベルト・フードなどの付属品は点数加算しないと案内しています。
  • リネットのプレミアムクロークでは、コートのインナーやベルトは本体と合わせて1点ですが、リアルファー・毛皮・皮革製品は取扱除外です。

ファー付きコート、取り外し可能なライナー、装飾の多いアウターなどは、送る前に対象可否まで確認してください。冬物は素材と付属品の組み合わせが多く、「コートだから1点」とだけ考えるのは避けたほうがよいでしょう。

途中で1着だけ必要になりそうなら、パック保管から外す

保管付きクリーニングで最も後悔しやすいのが、預けたあとに急に必要になるケースです。一般的な衣替え向けパックは、指定時期にまとめて返す設計が中心です。

リナビスは公式に「1着だけ先に返却などの個別対応はできない」と案内しています。Nexcy Seasonも申込後の保管期間・返却希望時期の変更はできません。ラクリは返却時期の変更に制約があり、キット到着以降の変更には5,500円の手数料案内があります。

「もしかすると1着だけ早く使う」なら、その1着を最初から長期パックに入れないのがシンプルです。

もう一つの方法が、1着単位で取り出せる保管サービスを使うこと。リネットクロークはプレミアム会員向けで、通常クリーニングに追加して1着あたり月額297円で保管でき、必要な衣類を1着から取り出せます。保管品だけを返してもらう場合は取り出し手数料220円と送料880円がかかります。

大量の冬物を長期間預ける用途ではパック料金と単純比較できませんが、「全部を同時に返してもらう必要はない」という自由度には価値があります。

冬物だからこそ、パックに入れる服を選ぶと料金を活かしやすい

パック型は、対象衣類であれば品目ごとに料金が変わらないサービスがあります。たとえばラクリはダウンジャケット、カシミヤコート、スーツなどもパック内で料金一律と案内し、ホワイト宅配便もダウン・コート・スキーウェアなどを衣類パックの一律料金で受け付けています。

そのため、クリーニング店で単品料金が高くなりやすい厚手のアウターを中心に入れると、パックのメリットを感じやすい場合があります。一方、自宅で洗える普段着まで無理に詰めて点数を埋める必要はありません。

おすすめの考え方は次の順です。

  1. まず、来シーズンまで確実に着ないコート・ダウンなどを数える
  2. 取扱表示、素材、リアルファー・皮革などの付属品を確認する
  3. 礼服や急に使う可能性がある服を外す
  4. 残った点数に近いパックを選ぶ
  5. 最後に専用バッグへ収まる量か確認する

この順なら、「10点パックを先に買ってから10点集める」より、必要な衣類だけを無理なく預けやすくなります。

保管期間は長ければよいとは限らない|返却月から逆算する

最長保管期間はリナビス12か月、せんたく便11か月、ラクリ10か月、ホワイト宅配便とNexcy Seasonは9か月です。ただ、冬物を春に預けて秋〜初冬に戻すだけなら、必ずしも12か月必要とは限りません。

大切なのは「何か月保管できるか」より、自分が冬物を使い始める前に返却できるかです。

せんたく便は2026年の公式案内で、冬物の注文・受付を2月1日〜8月31日、返却を9月11日〜12月31日としています。ホワイト宅配便は申込時に希望納期を選び、返却時期の約1か月前に具体的な日時を案内。Nexcy Seasonは申込時に指定した返却時期に届ける仕組みです。

寒くなり始める時期は地域や年によって変わります。返却枠が月の上旬・下旬などに分かれているサービスでは、「最長期間」ではなく希望する返却枠を取れるかを優先してください。

保管に出さないほうがよい冬物もある

すべての冬服を長期保管パックへ入れられるわけではありません。取扱除外品はサービスごとに異なりますが、次のような衣類はとくに事前確認が必要です。

  • リアルファー・毛皮・皮革・合成皮革を含む衣類
  • 洗濯表示や素材の状態によって通常クリーニングが難しい衣類
  • 装飾や接着パーツが多い衣類
  • 急に着る可能性がある礼服・学生服など

たとえばリナビスの無料保管では皮革・合成皮革などは対象外です。Nexcy Seasonでは革・合皮、取り外し可能なリアルファーに加え、突発的に着用する可能性のある礼服類や学生服も保管対象外と案内しています。

対象外品をパックに入れた場合の返送方法や返金・手数料も各社で違います。「入れてみて、だめなら戻してもらえばよい」と考えず、発送前に除外品一覧を確認しておきましょう。

返却されたらすぐ開封して状態を確認する

長期保管では、受け取ったあとに箱をしばらく放置しないことも大切です。配送時の折りジワなどが気になる場合、再仕上げを申し出られる期間が決められているサービスがあります。

たとえばNexcyは保管品の再仕上げについて、返却後1週間を有効期間とし、タグを外すと対象外になる旨をFAQで案内しています。リネットプレミアムクロークのluxeには、お届けから30日以内の再仕上げに関する案内があります。

届いたら点数、付属品、仕上がり、気になる箇所を早めに確認し、問題があれば各社の窓口と規定に沿って連絡してください。補償や再仕上げの条件はサービスごとに異なります。

冬物のクリーニング・保管で迷ったときの最終チェック

申込み画面へ進む前に、次の6点だけは確認しておくと選びやすくなります。

  • 点数:本当に預けたい冬物は何点か
  • 容量:厚手のコートやダウンが専用バッグに収まるか
  • 返却:希望する月・上旬下旬などを選べるか
  • 途中利用:返却日まで絶対に使わない衣類だけになっているか
  • 対象品:ファー・皮革・装飾・付属品などが受付可能か
  • 受取後:再仕上げ・補償の申出期限を確認したか

冬物を5点程度なら少点数コース、10点前後なら料金と返却枠、15点以上ならバッグ容量と「途中で必要な服が混ざっていないか」を重視すると候補を絞りやすくなります。

結局のところ、冬物の保管付きクリーニングは「最長保管期間」より「必要な点数が収まり、使い始める前に確実に受け取れるか」で選ぶのが基本です。

料金、受付期間、返却枠、送料、取扱条件、再仕上げ・補償などは変更される場合があります。最終判断はご自身で行い、申込み前に各サービスの公式サイトで最新条件を確認してください。

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